3つの歯科に特化
生涯を通して自分の歯で咬んで食べられるように、以下3つを専門に行っています。
予防歯科
お子さまの成長期は一度しかありません。この時期、きちんとお口の中を管理することで、永久歯が生え揃ったとき、虫歯のないきれいな歯並びとしっかりとした咬み合わせをつくりあげることができます。そして生涯、自分の歯で食べることのできるお口の環境が整います。検診時には、お子さまの変化にいち早く対応できるよう資料取りを行い、食事指導を含め、1人ひとりにあった予防を行います。歯が1本でも生えたら、ぜひ受診をお勧めします。
予防歯科のメニュー
- フッ素塗布
- 生えたての段階でフッ素塗布すると、スポンジのように吸収し、歯の質を上げる効果が期待できます。
- ホームケアの指導
- お口の健康を保つため、正しい歯磨きの練習や、虫歯予防につながるホームケアについてアドバイスします。
- PMTC(歯のクリーニング)
- 歯磨きだけでは取り除けない汚れや菌を、歯科衛生士が隅々までクリーニングします。
- 虫歯リスク(カリエスディスク)検査
- 唾液検査などによって、虫歯にかかりやすいリスクを診断。結果をもとに、最適な予防処置を行います。
- 定期検診
- お子さまのお口の中はつねに変化しています。定期的なチェック(4ヵ月が目安)をお勧めします。
小児歯科
できてしまった虫歯の治療をしっかりと行います。また、今後繰り返さないよう、虫歯と歯周病の予防にも力を入れます。乳歯は生え変わるから虫歯も平気という考えはとても危険です。なぜなら、虫歯で歯が大きく欠けてしまうと、しっかり咬んで食事できず、唾液の分泌低下によって虫歯リスクが高くなるばかりか、顎の成長の妨げになるからです。また、虫歯のあるお口の中は虫歯菌でいっぱいで、後から生えてくる永久歯は虫歯にかかりやすくなります。
3歳を過ぎたら、親と離れて治療を
3歳の誕生日前までは保護者の方に診察室まで付き添っていただきますが、3歳を過ぎたら会話の内容がきちんと理解できるので、本人が納得すれば1人で診療室に入ってもらいます。また、「マイコップ&マイブラシ」をお渡して、歯磨き指導もきちんと行っていきます。
矯正歯科
歯並び・噛み合わせに問題を抱えていると、見た目の問題に加えて、虫歯や歯周病にかかりやすいだけでなく、顎関節症、腰痛、肩こり、精神的ストレス、胃腸障害、不良姿勢、集中力低下といった二次的問題を引き起こすことも……。当院では、小さい頃(10歳くらいまで)に要因を発見し、早期に対応することが大切と考え、筋機能療法(MFT)を含んだ咬合育成療法を取り入れながら歯並び・咬み合せの不正を予防していきます。
咬合育成療法とは
お口の周りの筋肉のバランスを整えることによって、歯並び・咬み合せの不正を予防していく療法です。
5~10分間のシンプルで手軽なトレーニングを中心に、毎日続けられることを重視しており、以下の効果が期待できます。
- 理想的な歯並び・噛み合せをつくります
- 矯正終了後の後戻りを防止します
- 姿勢、習癖、食事等の生活習慣は歯並び噛み合せに強く影響するため、合わせて指導・改善します